泣いて馬謖を斬る


タイトル見てわかんない、って思う人は読まなくてもいいよ。
今回内輪ネタだし


泣いて馬謖を斬る、という言葉がある。
法律や規律を守るために、私情を捨てることって意味。
そんなことが最近あった。


ところで、法律や規律を守るために私情を捨てるってことは本当に大切なことなんでしょうか?確かに大切なことではあると思うが、人間である以上私情ってのはあるし、それがあるのはとても大切なことです。人間は機械のように「不要だから排除する」なかなかできないですよ。


あの人を退部させたのは本当に良かったのだろうか?
あの人は部活への貢献度はかなり高かった。
しかし、部活への貢献度が高いからと言って、寛大な処置を与えるのは完全に間違いであると自分は思います。部活に対する貢献度が高いから処罰はしない?そうなると、部活として健全な方向には決して進まないでしょう。それでもいいならそうするといいと思う。それも一つの選択ですよ。上にいる奴は何をやってもいい、なんでもあり、なんて部活のほうがもしかしたら部活としてのクオリティは良くなるかも知れないよ?


第一、部活に対する貢献度とは一体何でしょうか。
部長になること?それとも裏方として貢献すること?
貢献度というものに高い、低いなんてのはないんじゃないかと思うのです。
大変とか、楽とか、そういうのはあるけれどもどの仕事も大切ではあります。
部長がいなきゃダメだけど、会計がいなきゃ困る、幹事がいなきゃ飲み会が開けない、チラシを作る奴がいなきゃ演奏会の宣伝が出来ない、なんてね。


ほぼ全員貢献しているとは言えますよ。そこに貢献度高い低いはないですよ。
第一、この事件の際に貢献度の高さが重要になる意味が分からないのです。貢献度が高いから処罰はしない、だったら部活に対しての貢献度が低い(と思われる)ヤツが何かしたら、すぐ斬られるんですか?明らかにおかしいです。


だから平等な処罰を与えるしか無かったのです。だからあのときあの選択をしたんです。
これはベストな選択ではなかったが、ベターな選択ではあったと思う。


今のウチのオケは末期の蜀にそっくりだと思う。
人材不足も深刻化しているし・・・
さて、ウチの諸葛亮はなんとかしてくれるだろうか。
蜀はこの後無茶な北伐を繰り返して滅びたが、果たして。