アストナージの事故続報


N響Vn奏者の根津さんの日記。どうやら、向こうの根津はヴァイオリン奏者らしい。
http://www.nezu.ms/tubuyaki.html#2accidents


>指揮棒が5cmくらい手の中に残ってしまっているそうで、
(((((((( ;゜Д゜)))))))ガクガクブルブルガタガタブルガタガクガクガクガクガク


>そこで急遽コンサートマスターの堀さんの弾き振りで4番を弾く事になりました。いくらよく弾く曲だとは言え、rubatoがたくさんあるこのような曲を指揮者なしで弾くのは前代未聞です。今日お聴きになった方はとても珍しい貴重な経験をされた事になります。


すげぇなぁ・・・。これ見てみたかったな。
つうか、こんなこともしなきゃいかんのか・・・コンマスって・・・。
もしウチのオケの本番でこんなことがあったら・・・大変だぁ・・・。
チャイ6はどの辺りでバラバラになるかな?Un poco animando辺りまでたどり着ければ上出来か。
ああ、でもBでズレんのかなぁ。流石にAぐらいまではイケると思うが。勿論第一楽章の話ね。



>堀さんは音がからみ合って複雑なところは座ったまま指揮をされ続けていて、普段の演奏会以上に皆が一緒に弾いているという感覚が強かったです。(いくら堀さんが弾き振りしているとは言え、ちょっとでも油断すると特に1楽章の中間部のように入り組んだ所はアッという間にずれてしまうものです。皆がいつも以上に気持ちを1つにして弾いた成果が今日の4番です。それにしても途中で止まったりせずに無事に終わりまで行けて良かったです。)


なるほど・・・立って指揮をするところもあったり、座って指揮をするところもあったりって感じだったのか・・・。この辺は木曜日にK先生に聞いてみよう。きっと詳細に教えてくれるに違いない。しかし4番は最強にズレそうだ。N響のヒゲのオーボエ奏者は第二楽章の最初すごく緊張したに違いない。(1stはヒゲじゃないかもしれないけど)


>なお先生は手術を受けられ明日はいつも通りに指揮されるそうです。


結構ヤバい事故だったようだ・・・。しかしすげえな。指揮者の指揮棒の威力って。
アシュケナージが本気で殺り合ったらどれぐらい強いんだろうか?ヤムチャぐらいには勝てるかな。
指揮棒を使った必殺技があるに違いない。覇極流奥義千峰塵!


雷電「むうっ、これが世に聞く死鬼尖頭射!」
虎丸「知っているのか雷電!?」


死鬼尖頭射・・・
中国宋代末期、暗殺や戦闘時に多様な用途で武器を使うために、武器が小型化していく傾向にあった。
これに暗殺者達が目を付けぬはずもなく、宋代末期には小型の槍を使った暗殺術が既に編み出されていたとされる。
小型の槍であれば何処にでも隠すことができ、堂々とターゲットの目の前で持っていても怪しまれることがないということを利用したこの暗殺術は多大な効果をもたらしたと言われ、今でもなお暗殺界ではこの死鬼尖頭射が暗殺の常套手段として使われているとされる。
このため、時の権力者達は目の前で棒を持つことを厳禁した。
なお、最近ウラディーミル・アシュケナージチャイコフスキー交響曲第三番を演奏中に自らの手に指揮棒を刺してしまった事故があったが、これは何者かがアシュケナージ氏を死鬼尖頭射で狙っており、すんでのところで自らの手を使い心臓への一撃をかわしたのである、との見方が有力である。一流のピアニストでもあるアシュケナージ氏が手を犠牲にしてまで死鬼尖頭射をかわさなければならなかったところを見ると、暗殺者は死鬼尖頭射の相当の使い手であったということは疑うまでもないだろう。


民明書房刊『西洋音楽に見る中国武術の影響』より