春日部交響楽団定期演奏会「田園編」


後半へ続く、と書いておきながら今までずっと放置しておいたのですが、書きます。(理由:春日部交響楽団の某指揮者にこのブログが見つかってしまったため。)


第一楽章。
オーボエのソロ上手い!このお姉さんはすごい人だ。
あと弦楽器が上手い。すごい、と思った。


第二楽章。
この楽章は1stは出番があるのですが、2ndはとにかく眠いのです。
1小節がクソ長いので、15小節とか数えているのが結構辛い。
しかし、フルートとオーボエが上手い(さっきからこれしか言ってないな)
第二楽章はいいね。美しい・・・木管の真骨頂ここにありだね。
木管楽器は素晴らしい!美しい!マンセー!って感じ。
でも、ちょい暇だったので後ろを見たらS先輩が寝てた。
金管は1,2楽章出番ないしなぁ。眠いだろうなぁ。
でも寝るなよ・・・と思った。
第三楽章では起きたのだろうか。知らないけど。


第三楽章。
楽章間に弦楽器の人が汗を拭く。指揮者も拭いてたかな。
とりあえず、俺も拭く。
この楽章は75小節も休みがあるけど、入るところがわかりやすいので楽だった。第二楽章はわかりにくいから数えるしかないんだよなぁ。ていうか、オーボエの1stのソロのところで休む、と覚えておけば楽だ。
ていうか、本番では金管楽器が自分のすぐ後ろにいたため、音がでかすぎてびっくりした。いつもはファゴット奏者やクラリネット奏者などが金管楽器の音を和らげる緩衝材の役目を果たしてくれているためにあまり金管の音が気にならないが、この日はすぐ後ろに、ダイレクトに金管楽器。緩衝材もなにもあったもんじゃない。びっくりでした。


第四楽章。
この楽章が一番楽しかった。
Soliみたいなのがあったからね。
第四楽章最後は個人的に命賭けたよー。
あと、端々に結構2nd的に楽しいところがあったし。
あと、自分が第四楽章が個人的に好きなのもあった・・・。


そして第五楽章へと向かう!
こっからが本当に楽しかった。
ソロもない楽な2ndだから楽しいんじゃねぇのか?と思われるかもしれないが・・・(まぁ、それもあったかもしれないが)やっぱり楽しかったし、ほかの人からも本当に楽しそうな感じの音がした。
フィナーレに相応しい、楽しそうな音が出ていた。
そして、演奏者も楽しかっただろうけれども、きっと聞いてた人はもっと楽しかったんじゃないかと思う。(暑い照明に晒されることはないからね。クーラー効いてたし、眠ければ寝てもいいんだし・・・)


プロのベートーヴェン、アマチュアベートーヴェンというのがあるのか?そんなものはない。あるのはベートーヴェンのみ。・・・有名な言葉の引用である。まさにそのとおり、と思った。そう、あるのはベートーヴェンのみであり、また田園のみ。プロにも劣らない名演だったと個人的には思う。褒めすぎかな。そんな素晴らしい「田園」を作り上げた春日部交響楽団に、またそれを上手く纏め上げた指揮者の原田充裕さんに最大限の敬意を表します。本当に楽しかったです。本当に演奏していて心から楽しめた演奏会は久しぶりです。ありがとうございました。


あと、中華料理おいしかったです。ごちそうさまでした。