お犬様一斉調査

交通量調査してきました。3日間。
一日目は立川、二日目は東小金井、三日目は三鷹でした。
何故か俺が行ったことあるとこばっかり。
一日目は行きつけのゲーム屋の近くだし、二日目は小金井公園の入口近くだし、通ってた高校からわずか30分足らずの場所だし、三日目はなんと三鷹市芸術文化センターの近く(何度か行ったことある)だし。なんだこれ。一体何の恨みがあって俺の知ってる場所ばっかだったのか気になる。別にいいけど。

んで、面白い発見をしました。
今回交通量調査を行ったのは朝と夕方でした。その為多くの人が犬を散歩させているのを見ることができました。

色んな犬を散歩させているのを見ました。
で、見ているうちにあることに気づきました。



おっさんが犬を散歩させているとき、その犬は絶対反対方向に行こうとしている、もしくは反抗しようとしている




ということを。

何故か、おっさんが犬を散歩させているときは犬が絶対おっさんの行く方向の反対方向に行きたがっているのである。それを無理矢理おっさんが引っ張る、という妙な散歩を行っているのである。しかもほぼ必ず。

一番面白かったのは、おっさんの歩く方向と完全に逆方向を向いて爪を立ててまで歩こうとしているコーギー。それを無理矢理引っ張って連れて行こうとするおっさん。なんだこれ。子供を歯医者に連れてくんじゃないんだから。そんなにおっさんが嫌か、コーギー

もっと面白いのは、おっさんが犬を引っ張るうちについには横方向に回転し始める犬も見た。さすがにかわいそうだろ。自分の尻尾を追いかけるような感じになってた。ウロボロスだね。つうかこんな状況なのに平然と散歩を行うおっさんを俺は心から尊敬する。

ちなみに、おっさん以外の「男」…即ち、お兄さん、おじいさんぐらいになると犬は従順である。何故かおっさんにだけは反発している。お前は思春期の娘か。お父さんのパンツ一緒に洗わないで、みたいな。そんな感じか。(違うって)

さて、何故犬はおっさんを嫌うのだろう。
俺はある一つの仮説を立ててみた。

犬は元々群れの中で生きる動物のため、家族で犬を飼うと、犬はその家族の住人に地位を勝手につけ、更に「自分より下の地位の者」を確実に作るという。つまり、母、父、娘、息子の四人家族の中に犬がいるとすると、犬は母を家のボスだと思い、娘と息子を友達、或いは同じ地位の者のように思い、父を犬畜生以下の地位に置いたりするようなものである。
んで、自分より上だと犬が思ってる者には従い、自分より下の地位だと思っている者に対しては反発するらしい…と、何かの本で読んだ。俺は犬飼ったことないけど、どうやらそうらしい。

読者諸兄はもうお分かりであろう。
犬は「おっさん」を自分より下の者だと思いこんでいるのである。
…多分、仕事とかのおかげで犬と一緒にいる時間が少ないからだと思うが…不憫だお父さん。がんばれお父さん。
でも無理矢理引っ張るおっさんもおっさんだ。少しは好きな方に犬を歩かせてやったらどうか。

あと、犬の種類で一番多かったのはコーギー。次に多かったのは柴犬、チワワってとこだったかな。柴犬は絶対にオバサンが散歩させてるんだよねぇ。柴犬とオバサンはワンセットなのか?何故オバサンは柴犬を散歩させるのか?俺の中で柴犬=オバサンという図式が成り立っている。なんでだろう。